オフィス鴻

運動と心の健康

2024年11月30日

有名なキャッチフレーズで芸能人等が肥満体質から筋肉質へと変わっていくCMを流しているRIZAPが、新たに始めたチョコザップと言う小型店舗でのスポーツジムという枠を超えたサブスク形式のサービスが全国に急展開しています。開始から約2年間で100万人以上の会員を獲得したと言いますから、24時間営業や料金の安さに加えて、隙間時間での運動以外にもネイル・脱毛・洗濯・カラオケまでできる一種のエンターティーンメント性や、無理なく少しずつ続けていける仕組みと毎日のストレス発散が消費者に支持される理由のようです。その一方で、宣伝では様々なサービスをどこでも受けられるとされていましたが、一部の会員からサービスが利用できない等の苦情が寄せられており、消費者庁から景品表示法違反行為に該当しているとして改善措置命令が出されました。

編集人も難病により軽い歩行とリハビリ以外の運動が主治医から禁止されるまでは、毎週土曜日にボウリングをしていました。時に大会に参加したりもしましたが、何よりも魅力的だったのは1人で出来ること、知り合いの会員と様々な話が出来ること、目標(Ave.220)を持って取り組めることなど、運動することで精神的ストレスから解放されることや、仕事に於ける集中力が高まると言った効果が実感できた点にありました。もし、運動自体が苦痛であったならばおそらく15年間もボウリングを続けることはできなかったと思います。また、試合中は相手を褒めること、楽しんでゲームに参加することで一緒にプレイする仲間に嫌な思いをさせないように気を配るなど、運動による心地よい疲れと精神修養に似た点が編集には相性が良かったのかも知れませんね。

結果はともかくとして、運動も一種の自己投資に近いので少しづつでも長く飽きないように無理なく続けることが重要だと感じます。最近は殆どのことがスマホで完結できる時代になりましたが、残念乍らまだ有酸素運動(6パッドなどは除きます)を勝手に行ってくれるスマホは売ってないようです。