オフィス鴻

イノベーションと余裕時間軸

2024年03月28日

創造的なアイデアとは、誰かの困りごとを解決するために完全にゼロ(無)の状態からより、既存の経験・知識・情報・思考等をベースに試行錯誤を繰り返して生まれるものだと考えています。また、このアイデアを個人・組織の中へ商品・技術への取り込みはイノベーションとして企業価値増大に結び付く上、一般的な経営判断の領域に留まらず経営者の経験値に基づいた直感と失敗をマイナスと捉えない企業風土(土壌)があるかどうかで異なるでしょう。

また、最近のオフィスはアマゾンが日本に進出して以降、徐々に従来型の部門別チーム編成配置からフリーデスク方式を採用する企業が増えていますが、このフリー方式を管理職の職務定義が曖昧な状態で導入すれば、コミュニケーション不足・評価のしずらさなど以外にも心理面での不安や微妙なニュアンスを伝えられずに仕事の進捗に影響がでるとも言われています。一方で、積極的に他部署との情報交換・交流などを行える従業員ならば相手の本音や改善のヒントが得られるため、まさに企業風土だと感じます。またコロナ禍の影響が小さくなり、様々な理由でオフィスへの出社頻度を増やす企業も多くなり「働き方改革」のゴールがイメージできていない企業・従業員が多いことの裏返しと捉えることもできそうです。

その他にも、ビジネスでもプライベートでも新しい体験・経験を楽しめる従業員は想像力に長け、イノベーションに繋がるアイデア創造しやすいとの研究結果もあるそうで、精神的な余裕時間をもてる環境と世の中のニーズとのタイミングが合致したときに、大きな成果に結びつくように感じます。そのためには、経営者自身が有するアイデアやイノベーションを実現するための企業ビジョンの社内共有・浸透、組織編制、経営資源など、効率性だけでは測れない要素を具現化するために必要な無駄も、新たな成長への投資として考えておくことが重要だと思われます。