オフィス鴻

ChatGPT(導入後の姿)

2023年10月28日

2023年4月、公開から半年ほどで対話型AI(ChatGPT)を約9億人が訪れたそうです。元々は気候変動やがん治療への課題解決を目的としていたものが、著名人らが「人類滅亡の世界的な脅威」につながる可能性があるして声明を出すなど、核開発と同じくらい人類のバランス感覚が試されている気がします。また、世界各国の諜報機関や民主主義を標榜する政府による偽情報でシビリアンコントロール(文民統制)することも考えられますが、編集人が実際に使ってみた感想ではAIのエビデンスを確認してから活用するなどの節制が必要だと感じます。

また、経済活動に目を向けると、生成AIの恩恵は作業時間短縮などの合理性・効率性よりも、法務・財務・税務などの付加価値創造(契約分析・予測、DDなど)、専門分野特有の傾向分析(洞察、リスク分析)などへの活用がより大きなメリットを享受できると考えられていて、将来性の高い仕事として「音声SNS」「人流マーケティング」「VUI(音声ユーザーインターフェイス)」「越境EC」などが挙げられており、新たな仕事分野が増えることになりそうです。ただし、誰にでも出来る訳でなないことは確かで、リスキリングは必要ですが決して万能ではないことを肝に銘じるべきでしょう。

そのほか、個人生活では得意でない分野(例えば、翻訳、計算など)はパートナー(伴走者)として「プロンプト(質問・指示)形式」でAIに委ね、ニューロダイバシティ(脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていく取り組み:経済産業省HPより抜粋)に準じて個々の才能を活かすことや、特に中高年層の事務職(デスクワーク)こそ生成AIを積極的に学び、これまでの経験(暗黙知)を活かせる新たな活躍の場ができるのではと考えています。