オフィス鴻

自分の市場価値を知る

2023年02月13日

最近、フリーランスやギガワーク、FIRE(ファイア)、地方移住など、働き方の選択肢が増えています。特に、「Financial Independence(経済的な自立)」「 Retire Early(早期退職)」は早期リタイア(退職)、資産運用収入で生活する主にアメリカの生活スタイル方法を指しますが、日本の労働事情や保険・年金制度などが異なるため、計画を立て自己責任の下で選択すべきものでhしょう。また、日本の地方移住でも地域のしきたり、価値観の差など様々な弊害が伝えられるようになりました。

さて、日本の一般的な労働市場における「自分の市場価値」とは、各企業が必要とする人材、他従業員とのバランス等によって決まります。また、所属企業が負担する諸費用(原則定年までの人的投資)に対して、金銭換算で年収×3~5倍以上の有形・無形の価値(利益)を継続的に生み出すことと考えれば、たとえコスト部門と揶揄される管理部門や業務部門でも、業務上の前後工程の負担・ムダを減らす、全体最適化の企画を立案・実行するなど、大まかな貢献金額は計算出来ます。また、転職エージェントに登録して他企業からオファーされた内容から、自分の市場価値を知るという方法もありますが、転職に向かない方には「今の会社に残った方がいいですよ」とのアドバイスもあるようです。さらに上位のポジションレベルになると、相手方企業が求める経営への参画・貢献度、経営陣・従業員との相性などが判断基準に加わるため、実力次第では1~2年後には大きな処遇改善も期待できます。

編集人は、有名上場企業の人事管掌役員としてお誘いを受けましたが、職場に伺った時に違和感(職場の空気)を感じて辞退しました。また、「優しさの恩人」の下で勤務していた時に突然GAFAの1社から国際電話があり、アジア地区管掌ダイレクター(取締役)として、新ビジネスを立ちあげる話を頂戴したこともあります。また、知り合いの方経由で、数社から好条件でのお誘いも受けましたが、大好きな「優しさの恩人(師匠)の下で仕事を続けること」を選択して今に至っており、全く後悔はしていません。