オフィス鴻

障害者雇用促進モデル

2024年03月04日

宅配便の佐川急便系列にSGフィルダーという障害者向けの人材派遣会社があるそうです。このコラムで取り上げた理由はグループ全体でD&I(ダイバシティ&インクルージョン)の専門チームを立ち上げ、障害の種類ではなく言語・物理・情緒といった観点から必要なサポートを行い障害者が自身の能力を発揮できる環境を支援していくという企業姿勢に共感したからです。編集人は昨年8月から主治医の制限付きの就労許可が出て以降、障害者雇用枠とリモートを含むハイブリッド型勤務体系のある企業を中心に探してみましたが、殆ど全ての求人が通常業務の一部分を切り出した業務で、障害者の能力を発揮できると思われる案件はシステム開発関係以外には殆どありませんでした。

今のところ当座の生活に大きな心配はありませんが、移動(歩行)に障害があるため徐々に社会との接点が少なくなることには大きな不安を感じています。そこで、ダメもとで編集人のこれまでの経験が活かせる職種の求人が多い一般雇用枠を扱うリクルート系のハイクラス求人サイトに登録してみました。もちろん、企業側は20歳代・30歳代・40歳代の即戦力を求めていることは承知していますのでリクルート担当者とのWEB面談の時点で登録をお断りされるのかなと思っていました。しかし、話をするうちに希望に近い求人があれば応募する行動量(通常でも書類選考が最も時間がかかるそうです)を増やしてみたらどうかとのアドバイス頂き、早速紹介してくださった案件(全てフルタイム前提)の中から通勤可能範囲にある2社に応募依頼をお願いいたしました。紹介された案件は平均年収が1千万円を超える求人が多くを占めていましたが、当方の制約条件の中からフリーポジション(企業規模、業務内容や処遇等に拘らない)でも勤務可能な企業があれば今後も書類選考で通過できなくても、他応募者とは異なる部分をアピールしていきたいと考えています。

また、本ブログでの情報発信と電子書籍出版は就職希望とは関係なく続けていく意向で、何より世の中への恩返し的な意味を含め些かでも貢献出来たらと思いを持ちながら残された人生を送って行きたいと考えています。