オフィス鴻

タクシー料金値上げ

2024年04月18日

昨年11月から編集人が日常的に利用しているタクシー会社の迎車料金(300円⇒500円)、車種指定料金(0円⇒500円)が値上げされました。1年ほど前は初乗り710円から500円に引き下げて近距離乗客を獲得する方向性でしたが、現在の経済状況下とTAXI GOでのアプリ配車が主流になり実車率(都内は60%を超えたそうです)が高まったそうです。値上げ分が利用者の利便性に繋がるなら、編集人も初乗り料金が仮に1,000円になっても接客品質の高い乗務員さんが増えて、所得に反映してもらえたら嬉しいと考えています。ただ、稼働台数の減少(乗務員不足)で病院入院時などの事前予約も時間帯にっては自動予約電話もなかなか繋がらない状況ですが、比較的若手の新人乗務員さんが増えてきた印象があり、値上げ・サービス向上は公共インフラを維持するための適正な対価であるように思います。

また、最初のコロナ緊急事態宣言が発令された頃は、1日乗客0人(会社が稼働時間に応じて最低賃金分は補償してくれたそうです)の日もあったそうですから、やっと社会全体での活動量が増えてきたことの表れなのかも知れませんね。とはいえ、利用者の中には乗務員さんの責によらない理不尽なクレーム(道路混雑で時間併用制メーターが上がるなどで、普段より料金がワンメーター高いなど)を入れるご高齢の方が以前より増加しているそうで、自分たちの生活が不便になる自覚はお持ちでないのかと考えてしまします。

話しは変わりますが、地元選出の衆議院議員の広報誌には「白タクの横行が増加していること」、「ライドシェア解禁への考え方(安全第一)」が掲載されていましたが、最も重要視すべき安全性への取り組みと県外車両の白タク化懸念には触れていませんでした。しっかりと国会で議論した上で法規制緩和に踏み切って頂くと同時に、特定年齢層(子育て世代や高齢者層)への優遇施策を最前面に出していることに選挙対策(有権者層の代替わり)が見え隠れしているように感じます。