オフィス鴻

海外渡航少額短期保険

2024年05月15日

3年に及ぶコロナ禍も非常事態宣言が昨年5月に解除され、入院病棟内での面会も再開されて一段落したかと思っていたところに、日本国内ではインフルエンザや感染症が大流行しました。また、やっと自由に外出ができるようになり、海外旅行に行く人々が動き始めました。一方、円安の影響と海外の物価高(地域によっては3倍以上)で日本で1千円程度の食事でも躊躇するほどの金額で、思いっきり羽を伸ばすには予想以上に費用が嵩んでいると言います。海外旅行のパンフレット等でも編集人と家族で海外に行っていた時期の2~3倍以上の価格設定がされており、最近は多少円高傾向にはなってきているものの、気軽で頻繁に行ける状況ではないように感じます。

また、コロナ禍で犬・猫等のペットを飼う方が増えたと言われており、ペットの公的医療保険制度はなく全て自己負担となりますのでペット保険に加入される方も多いそうです。その他にも、海外旅行での医療・傷害保険やキャンセル保険、国内での遭難に備えた山岳保険、レジャー保険、弁護士費用・家賃収入・イベントに関する少額短期保険なども登場しており、生活スタイルに合わせた保険の選択肢が拡がっています。ただ、留意すべきなのは保険商品によっては保険料の比較も重要ですが、補償対象外となる免責事項をしっかりと確認しておかないと保険給付金が支払われないことがある点です。特に海外でのケガ・病気による医療費は高額で日本の健康保険は原則として使用できないこと、国内でも雪山等の遭難事故で民間による捜索・救助を依頼すれば相応の費用(特にヘリコプターは1時間当たり数十万円かかるケースもあります)が発生します。

なお、編集人は海外でケガをしたとき、現地の医療機関に連絡した際に保険加入していると伝え証券を持参するとすぐに対応してもらうことが出来ました。また、帰国便内で体調不良となった際も帰国時から72時間以内(実際は70時間後)に医療機関を受診したことで、海外旅行保険で全額入院治療費を賄うことができ、保険の重要性を再認識した経験があります。