オフィス鴻

傍にいる大切な恩人(2)

2023年02月25日

編集人は妻の突飛な行動に、驚かされることがあります。結婚して1年経ったころ「マンションを買って、手付金をいれてきた。」と妻に言われ、当時の最低金利(3%後半)で借入を行い、購入しました。最近は、共稼ぎのパワーカップルと呼ばれる若手世代が、高価なタワーマンション等を購入する例が多いとの報道がありますが、金利上昇リスク、実質的賃金の減少(時間外手当等)、修繕積立金、水害・停電、子育て、共有名義問題、企業の永続性と雇用の流動化など、将来のリスクも考えておく必要がありそうです。

また、妻は通販企業の総務部長として多忙な時期でしたが結婚5年目に子宝に恵まれ、子供の幼稚園入学を機に離職しました。編集人の仕事は殆どが社長直轄案件で、飛び級・臨時昇格等により毎年給料が上がり、社長賞を頂き、多忙な中でも仕事と家庭生活の両立を楽しんでいました。また、金銭管理は妻に全て任せて仕事に集中することが出来た上、結婚以来一度も大きな喧嘩をしたこともなく、これからもお互いの人格や生き方を尊重した生活を続けていきたいと思います。

なお、編集人は難病(免疫疾患)により還暦前での離職を止む無く受け入れましたが、「東南アジア圏で、原則無料の学校を運営する」という若いころからの夢はまだあきらめていません。海外・地方移住がブームになっていますが、知らない土地・文化に溶け込むには、綿密な事前調査と共生への覚悟と努力が必要でしょう。病状次第では医療環境が整った国内物件の購入などに切り替えることになりそうですが、お互いに少しでも健康寿命を延ばして相手の負担にならない50~60点をメドに過ごしていけたらいいなと思っています。