オフィス鴻

純喫茶の新たな試み

2023年11月04日

東京上野にある老舗の純喫茶店(一般的にアルコール類を置いていないコーヒー専門店)が、SNS上で「#珈琲王城」として話題になっているそうです。編集人は仕事で外出した時など、1人で考え事をしたい時や、頭を休めたい時に禁煙であることを確かめて、サイフォン等で入れるコーヒーを飲みによく利用していました。昭和生まれ世代の編集人は、純喫茶以外にもゲーム喫茶やカラオケ喫茶などがありましたが、携帯電話が普及していない頃は純喫茶店を待ち合わせ場所として利用することも多かった記憶があります。お客様は大抵1人の男性客が殆どで、営業マンと思しき方が昼寝していたり、競馬新聞を読みながら予想していたり、お腹がすいたらサンドウィッチかナポリタンを食べ、なぜかパフェやクリームソーダがあったりと、はっきり言っておじさん方の憩いの場のような存在でした。

その後、コーヒーチェーン店や珈琲専門店が街中に増え、徐々に純喫茶店も見かけなくなったように感じます。何となく高級感のある少し汚れがしみ込んだような椅子や壁、小さめの机があり、確かに女性1人では入りずらい雰囲気だったと思います。この喫茶店も時代の変遷とコロナ禍の影響で客足が遠のき、一時は廃業も考えたそうですが、試行錯誤を繰り返した店主が「#おひとりさま大歓迎」を謳い、「敷居を低くする」ための工夫や、女性に配慮したトイレの改装の様子などをHP上に載せたところ、今では来店客(若い女性の割合が大きく増えたそうです)が増え、行列ができることもあるそうです。

また、来店された女性のお客様がお店の紙ナプキンにパフェとお礼を書いたイラスト付きのメッセージを載せたところ、そのエピソードが拡散され、さらに来客数が増えたそうです。編集人も良いサービスを受けた時は、コースターの裏(再利用する店もあるので要注意)や紙ナプキンに簡単なお礼を書いて、つぎの目的地に向けて会計を済ませに席を立つことがあります。店主・スタッフのお人柄がお店の雰囲気を醸し出し、新たなお客様がお店を作り上げていく過程は、他の事業にも応用できると感じます。