旅先マナーと習慣
2023年11月05日
以前、飲食業界の「ソワニエ(上客)」に触れましたが、サービス業種であるホテル宿泊業について、利用者側マナーと習慣の視点から考えてみました。
今年5月から日本への入国規制(水際対策)が全面解除され、多くの外国人観光客と日本国内旅行客が急激に増えました。また、施設側から見たマナーの問題(文化の違いがある外国人に限らず、一部の日本人の悪しき行動)が増加しているとの報道がありました。例えば、備品等の持ち帰り(テレビなんかどうやって運ぶんだろう?)、バイキングでの手掴み・食べ残し、無連絡キャンセルなど、当該客の見当はついているので、その地域施設等に行動履歴リストが共有されており、法改正も行われました。また、中国の団体旅行客訪日も解禁され、出張でホテルに泊まれない可能性も指摘されています。
編集人は仕事や家族旅行で海外に行く時には、必ず事前に現地の習慣を調べ(情報の間違いも良くありますので原則自己責任です)、チップ(生活給の一部)の相場感、使用済タオルはバスタブに入れて置く、感謝のメッセージメモを残しておく、日本国内でも感謝の意を伝える魔法の言葉(ありがとう)があるので、それを使いこなすことが出来れば、きっと思い出に残る訪問になることでしょう。また、外資系や日系のハイブランドホテルにはコンシェルジュが常駐(日中)しているので、ホテル内のレストランやバーの予約、タクシー・各種チケット手配などを依頼することが出来ます。時間的な余裕をもってお願いすることもマナーの1つで、滞在時間をより充実させ楽しめる場所にすることができると思います。
生活も仕事も普段から意識した行動を心掛けておかないと、いざその場面に遭遇してもなかなか上手く出来ません。一見簡単なことのように思えますが、他人から見た人間性などは普段の習慣から滲み出るものが多く、時には失敗から学んでいくことも必要なことだと思います。