オフィス鴻

Amazonカード

2025年10月28日

毎年定期的に開催されるAmazonプライムデーというイベントでは、同社のギフトカードを購入すると10%分のポイントが付与される特典があるそうです。資格はプライム会員であること、1人1回5,000円まで、ポイントには有効期限があることなど、細かい取り決めがあるそうです。強者になると自分で自分宛てにギフトカードを送り500ポイントをゲットするそうで、同社の販売戦略の1つと言えるでしょう。しかし欲しいものが無いのに何となくポイント得たさにギフトカードを購入するようでは、本来必要のないものを買わせられているような残念な感覚に襲われます。

この会員資格(プライム)については編集人は何度か誤って登録し、1か月分の会員料金を支払ったことがあります。サイトをよく見てみると小さな字で注意書きがあるのですが、何度も会員登録に誘導するよう作られており、当初は解約すら非常に困難な仕様になっていました。最近のサイトでは修正が行われていたようで、解約も容易にできるようになっています。これはいわゆるサブスクリプション商法の1つとも言えますが、悪意を持ってサイトを作っているようにも感じられます。特に解約方法が不明瞭なことは他のサイトでも多く見られ、電話が殆ど繋がらないケースもありました。

さて同社の販売方法に限らず、最近はクレジットカードやふるさと納税サイトに於いて「ポイント二重取り」ができることが知られています。編集人が特に違和感を覚えるのは特にふるさと納税サイトであり、本来ならば自治体に直接寄付すれば中間マージンは発生しません。当然利便性も関係してくるのでしょうが、国民の多額の血税がサイト運営会社にわたってしまう現状には納税に対する納得性が少ないと考えています。それならば仲介サイト経由と自治体ダイレクトでの寄付行為には、贈答品に差があって然るべきのように感じます。世の中便利になると、様々なビジネスが生まれるものですね。