オフィス鴻

エモーショナルマーケティング

2024年10月18日

海外でショッピングに行くと、「Buy one, get one free.(1つ買えば、もう1つサービス)」と言ったPopを目にします。日本のテレビショッピングでも、エモーショナルマーケティングと言われる手法(おまけ付き、サブスク方式の特別割引など)を使った販売手法が活用されています。編集人は本当に必要な商品があれば他販売店と購買比較する価値があると考えていますが、おまけはいずれタンスの肥やしになり廃棄されるのならば購入者にとって価値があるのか一呼吸して検討してみる必要性を感じます。編集人宅では年数回は1年以上使わなかったものは、再利用出来る物なら買い取ってもらい、それ以外は処分することにしています。

一例として、「1個50%OFF」と「2個買えば1個無料」は全く同じ値引き率なのですが、最終的には購買者は価値観を基に選択することになります。このように購買者の感情を動かすマーケティングはいろいろなビジネスに応用されていて、高単価(高利益)商品への誘導やリピート購入を促すことで事業成長につなげることが出来ると言われています。実際に編集人が電子書籍(Kindle)を出版するにあたり最も悩んだのは、まずは購買者に好印象を持っていただける表紙の作成と価格設定でした。当初はココナラ等へ編集を含め依頼しようとも考えましたが、まずは自分でやってみて上手くできないことは外注することにしました。専門家に依頼することは「時間を買うこと」だと言われますが、そこにはぶれない軸と継続する努力が欠かせないと考えており、上手くいかなかった原因を他責にしたのでは自己成長はないと思うからです。

話題は変わりますが、最近の訪日客には高級日本食(寿司・天婦羅・高級国産牛など)だけでなく、オムライスやラーメンも人気なようで普段は行列しない国の方でも日本流の行列の並ばれているといいます。これも行列に並ぶという行為自体が高揚感を高めるところがあるのかも知れませんね。