厚生労働省が創設した「教育訓練給付制度」に加えて、今年８月から経済産業省が「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」を始めると日本経済新聞に掲載されていました。ともに、中長期的なキャリア形成支援として拡充が進められていますが、転職にあたり意外にも７割の人は何の準備もしていないとの調査結果があり、最近はハローワークでの教育訓練プログラムも多数用意されており、中には募集開始直後に定員に達する講座もあるそうです。

編集人は、今夏から主治医に厳しい条件付きで就業承諾（病状証明書）を得ることができました。もちろんこれまでのキャリアが活かせれば一番良いのですが、転職サイトに相談したところ、オーバースペック（スキル）によるミスマッチの可能性が高いことを教えてくれました。これは、一般的な転職活動でも、既存従業員への配慮（上司が扱いに困る、能力に応じた待遇を準備できないなど）から不採用になることを指します。また、ハローワーク求人、転職エージェント登録、人脈を活用した紹介依頼を併行的に実施する予定ですが、転職エージェントによると在宅勤務はデータ入力作業が殆どだそうで、状況次第では大学院でのリスキリング（ハローワークで費用を一部負担してくれます）も視野に入れています。

その他、還暦を目前とした編集人ですから、ＱＯＬを第一にダイレクトリクルーティングのチャンス（共感度・興味など）を増やすためにＳＮＳ上でで情報発信すること（最近は企業側がＳＮＳ上で個人情報や人間性などを調査することが多いです）など、出来る範囲での準備は始めています。特に「表裏のない謙虚さ（マウンティング行為は嫌われる）」「人の役に立つ（徳を積む）」「多様な思考・価値観に基づく働き方と発揮能力（レベルアップ）」など、人間性にかかわる魅力も磨きを掛けたいと思っています。