オフィス鴻

モンスタークレーマー

2024年06月24日

仕事、学校、日常生活、人付き合いなど、何かにつけてストレスを感じる場面は少なくありません。被害者にとっては大変深刻な問題のため、状況によってはその場から逃げ出すことも大切ですが、様々な理由で逃避できない状態に置かれる方がいることも事実です。特にモンスター加害者の勝手な思い込みによる執拗なクレーム、いじめ行為(無視、仲間外れなど)、ハラスメント、理不尽な要求など、そもそも物事に対する価値観の違いや妬み・やっかみの部類は被害者が能動的に簡単に解決できる問題ではないように思います。また、一度クレイマーグループに不本意でも所属してしまうと、その輪から抜け出す時には自分が新たなクレイマーの被害者(標的)になることを避ける本能が働くと思われ、引き続き加担し続けていくこともあり得ると感じます。

編集人も中高時代に理由のない個人からのいじめ(誹謗・中傷の類)を受け続けましたが、今では加害者の親が日銀のお偉いさんであり、日頃から蓄積したストレス発散に編集人をターゲットにしたと思っていますが、理由がどうであれ一生許す気にはなれませんね。有難いことにその他の同級生たちは普通に接してくれた(理由がないので当然のことですが)ので、当時は最適な解決策など知る由もありませんでしたから、学校は休みがちでもそれなりの学生生活を送ることが出来て同級生たちには感謝しています。最近は、この逃避行動も精神医学的に効果があると言われていますが、当人にとってみれば異様な苦しみに他なりません。ビジネス上でも、大概悪質なクレーマーはそれなりの立場で権限があることが多く、自身の行動が周囲に多くの心を病んでしまう方を生んでいることには気づいていないのでしょうね。

そこで、部署移動や担当顧客と距離を置くことができなければ休職でも転職でも「その環境から脱出する」ことで自分を労り休養することが有効かと感じます。一般的に社会人生活は40年以上、その後の健康寿命が10年程度ですから、2~3年の休養期間をとっても良いと思います。