定年後の人生設計
2025年03月04日
多くの雑誌・新聞等に「人生100年時代に備える」という記事や広告を多く目にするようになりました。日本人は平均寿命が80歳代後半(女性の中央値は92歳だそうです)、健康寿命は75歳前後と言われており、定年を60歳としたとき、リタイア・再雇用・趣味などの選択肢の中から選ぶことになるのですが、いずれにしても自宅でご夫婦だけで生活することはSNS等の発達により不可能ではありません。しかし、熟年離婚と言ったような事態も起こり得る訳で、新たなコミュニティにどのように溶け込んでいけるのかはその方の人格そのものが表れることだと考えています。実母の周囲にもコミュニティに上手く参加できない方や、そもそも生活保護を受けないと生活できない方もいるそうです。
特に大企業等で相応の役職に就かれていた方の中には、相手を見下すような態度をするため仲間に入れなかったり、再雇用で企業内に残っても年下の上司の下で上手く振舞えない方も多いと聞きます。編集人は難病治療のため57歳で企業を退職しましたが、既に50歳代前半から年下の部下がいずれ上司として活躍することを願いながら自分のやってきたこと(良いことも悪いことも含みます)を伝える努力をしてきました。そのような考え方をしていると、自然と部下だった従業員がどこまで出世できるのか、不思議に自然と分かるようになるのです。言葉を変えれば、自分自身で直した方が良いと思う習慣・癖などに気が付き、周囲から信頼を得られるようになるということです。
ただ、「捨てる神あれば拾う神あり」という諺があるように、自分自身の行動が鏡のように映り自分で見えてくると言うのが最も近い表現でしょう。いくら片意地を張って、過去の企業名や役職名に拘っている間は「拾う神」は現れてこないのだと思っています。現実問題として、編集人はまだまだ仕事を続けたい意欲はありますが、この身体障害の進行にあらがうことはどうやってもできません。そのため、自分流の生き方をしながらも周囲の方の支援を有難く受けるようにしています。