オフィス鴻

書籍出版の依頼

2025年04月26日

先日、ある方から書籍出版の依頼をいただきました。まだ受託の回答はしていませんが、大変ありがたい機会だと感謝の気持ちでいっぱいです。その編集者の方はこのブログをご覧いただいていたようで、3つのテーマを与えてくださいました。内容は相続時に関するもの、人生100年時代に関するもの、シニアのビジネス予測といったもので、これまで4冊Kindle電子出版をしてきたことはあるものの、1冊の書籍(概ね200ページ程度)を仕上げる大変さを身にしみて感じているので、とりあえずは構想と構成を少しずつ考えている段階に過ぎません。当然、印税収入を期待している訳ではないので、来年はこの3テーマの中から1冊執筆できれば上出来だと思っています。

実際にKindle電子書籍を発刊して感じたのは、「3と5の法則」の重要性です。具体的には、良く聞く言葉に「喜怒哀楽」がありますが、ドラマやフィクション書籍などで用いられる演出手法とは異なり、全体構成を3または5項目ごととすることで文章がダラダラしたりくどくなるのを避ける効果があります。実際に企業に属していた頃はこの「3と5の法則」をフル活用して、プレゼン資料や企画書、報告書等を作成していました。その結果、言葉を選ぶだけではなく相手の琴線に触れるメッセージと言葉を磨ききることで、経営層の理解を得やすくなった経験が今になって生きてきているようです。

実は、このブログもA4縦で印刷したときに1枚に収まるよう作成しています。1テーマ840字程度で納めるためには、3段落にして読みやすく伝えやすい構成を繰り返しています。1日2テーマですが、この中からテーマを絞り込むとそのままでは使えませんが書籍化するのに非常に役立っています。実際に1日2テーマ・原稿用紙4枚分を続けることは結構労力と時間を要する作業ですが、顧問先の経営サポートやコンサル案件への対応にも応用できるため編集人にとっては非常に有効なツールとなっています。