理学・作業療法士
2025年06月16日
病院では特に入院患者が1日中病床にいるとだんだんと筋肉が落ちて歩くのが難しくなるため、大抵の場合は入院中にリハビリ専門の理学療法士(PT)や作業療法士(OT)の方が1日1回程度身体(主に歩行訓練)を動かしてくれ、病棟でも看護師の方がまずは車椅子に座ることから始め、その後は歩行器等を使ってトイレや廊下の散歩をしてくれます。PT・OT共に国家資格が必要であり、その日の患者の容態を見ながら対応してくれます。ただあまり無理をすると急激に血圧が下がったりするので、編集人の場合は療法士の方に事前にその日の体調を伝えてメニュー構成してもらい、時間は30~60分程度です。急性期を過ぎればリハビリ専門医療機関へと転院する患者さんも脳神経系では多くいらっしゃいます。
年収ベースでは勤務先にもよりますが、概ね450~500万円程度だと言われています。比較的若い療法士さんも多く編集人は年数回大学病院への入院が必要なため、殆どの方が顔見知りと言った感じなので安心してお任せすることができます。正直、患者さんは殆どが70歳以上とおぼしき方で編集人はまだ中堅といったところでしょうか。普段は訪問リハビリを利用させて頂いており、年2回医師の同意書が必要になります。良く駅ビル・近隣にある保険対応可の接骨院等では原則15分以内の施術のようですが、患者の容体に合った対応をしてくれる訪問リハビリは常に転倒による発作・ケガが生命に直結する編集人には大変ありがたい制度です。
しかし一方でコロナ禍以降、医療関係者の処遇が思っていたより低い事実が伝えられるようになりました。本来患者を救う使命感をもって就業いた看護師がストライキを起こさざるを得ない医療機関もまだ多く存在しているとされています。入院病棟勤務になれば夜勤手当等が支払われるにしても、そのような設備・勤務シフトのない病院で働く選択をする医療関係者も多いのではないのでしょうか。最終的にはどのような生活をしたいのかというLWB(ライフワークバランス)に関係しているようです。