オフィス鴻

管理職とハラスメント

2024年11月09日

多くの企業内では管理職が様々なストレス感じる場面が増え続けています。当初はセクハラ、パワハラなどが多く、最近は部下から逆パワハラを受けることもあるそうです。その特徴は「論破」にあり、最近は小学性の間でも盛んに使われていて、中間管理職がコンプライアンス等に対する社内規定などで強く出てこれないことを逆手に取る若手社員もいて、一部分だけを切り取って番組を編集するTV番組の炎上騒動と同じく全体像が正しく伝わらないこともあるように思います。企業としても本当のクレームであるならば対応する必要がありますが、単なる悪口や誹謗中傷(特に人格否定)ならば、編集人の場合は相手方の主張に関する要件だけをまとめて、週報に記録していました。また、対策が必要ないと判断した場合は、経過観察的にその後の動きを見るに留めていました。

ここで強く思うのは、物流事業における返品処理作業が通常出荷の4倍以上の手間とコストがかかることとと、悪口の類は生産性を大きく下げると言う点で同じことだと言うことです。こちら側に落ち度が無いのなら、無視とは言わなくても放っておけば自然と消滅することが殆どであり、言いがかりであれば正論で対応すれば良いと考えています。編集人も何度か部下からハラスメントだと社内の相談窓口に訴えられましたが、最終的には相手方が引き下がっていきました。特徴的なのは、企業に勤める従業員の性によって自分の周囲との協調性が保てなくなった時に、他の誰かをターゲットとして攻撃してくることが多いと言う事実でした。組織に所属するということは、組織のルールに従うことで自分も守られていることに過ぎないと考えています。

ただ、対応方法を正しく学んでいないと中間管理職が精神疾患(うつ状態)を発症するケースもあります。そうなると組織を纏める力は弱体化していきますので、ほぼ100%売上・収益等の減少傾向と言った客観的な数字に表れてきます。他者を陥れても結局は自業自得の結果が待っているでしょう。