オフィス鴻

職業紹介ビジネス

2024年06月17日

編集人は障害はあれどもまだ働きたいとの思いから、2つの職業転職サイト(BIZREACH、リクルートハイクラスダイレクトスカウト)に登録してみました。本来であれば、就業制限(通勤・就業時間等)があるため、障害者雇用枠のある企業への転職サイト等を利用することが再就職への近道なのでしょうが、ありがたいことに直接・間接(人材紹介エージェント)のスカウトメールを2ヶ月程で100通以上頂きました。しかし、企業によって採用対応の質の差が大きく、また自動的にスカウトメールを発信する機能(職歴・専門分野等)があるようで、もしアンマッチであればご放念(忘れる)してくださいとの一言を添えて30社程返信しました。

ご放念とは、「この件は気にせずに忘れて下って大丈夫です(英語では「Please forget about the topics」の意味に近いようです)とのニュアンスで相手に配慮した表現ですが、企業側はお祈りメールを配信せずに済みますから、お互いの時間を有効活用する意味でも一種の潤滑油的な効果があると感じます。

今後、障害者法定雇用率が引き上げられるため、企業側も特例子会社を設立したり、障害者専門の就業(法定雇用率へ繰入可能)を請け負い農作業等を行う企業へ全面委託する企業も出てきました。また、リモートワーク中心の採用で最も多いのがITプログラムとデータ入力作業であり、数社とのカジュアル面談(面接とは異なります)も行いましたが、多くの企業側の本音は違うところにありそうだと何度も感じました。最近は約6ヶ月間の活動結果から鑑みて、その他の就業形態(例えば、週2~3回勤務、期間を限定した勤務、首都圏以外、業務委託など)が多く副業的就業が検索できる「サンカク(リクルート系列)」、専門分野の課題解決に特化したアドバイス業務の仲介サイト、障害者雇用枠のある会社を中心に人事担当者宛に直接連絡してみるなどの方法を検討しています。