オフィス鴻

運気のコントロール

2025年08月10日

アメリカ大リーグに所属する大谷翔平選手は、元ヤクルトスワローズに現役時代に所属していた栗山秀樹氏の元でプロ野球人としてスタートしました。たまたまある記事でサムライジャパンの監督を務めた栗山氏の対談記事が目に留まり「運」ついて自説を述べておられました。簡単に言えば「どのような人に勝利の女神が微笑むのか」と言うことなのですが、編集人が思っていたのは「不幸と思われることでも、対応次第で幸運に変えることができる」という何の根拠のないもので、現在難病生活を送る編集人が果たして運・不運なのかというと判断が出来ないのが実際のところでしょうか。

先述の対談記事では臨済宗円覚寺派管長(宗教団体における最高位の宗教指導者)と栗山氏が共著で出版した書籍があることが紹介されていました。その中でも編集人が現役時代(今でも仕事量は減らしましたが一応現役のつもりです)に「私利私欲を出来るだけ取り払って物事に対峙すること」を大切にしてきたことと一部通じるような内容がありました。具体的には私利私欲を取り去る行動・思考を習慣化していくと自然と「運」の伸びしろが増えてくるという点で、早い段階で自分の進むべき道を決めることが何の努力もせずにいる他人と比べて「運」を味方にできることが多くあるそうです。もう少し突っ込んだ言い方では信頼関係があれば、たとえ言葉に出さなくとも相手に伝わるものだとありました。

編集人も社会人生活の中で様々な理不尽や嫌がらせを受けましたが、結果として物事を深く考える習慣が身に着いたのだと思っています。つまり何か自分の中で引っかかるものがあったのならば、その場で出来るだけの行動をすることで自分自身を納得させられる余地が生まれるとの考え方を大切にしていました。実際に運気がコントロールできるとは思ってはいないのですが、自然と運気が良くなっていることを感じる場合があります。特に商談等で「次回の提案では間に合わないだろうな」と思えば、その時点でできる最大限のことをしてきました。そのため結果も過程も大切だと考えています。