オフィス鴻

長期休暇と生産性相関

2025年04月01日

欧米に企業の中には、1ヶ月以上の長期休暇が取れる企業が多く、年間総労働時間も1,500時間以下というのも普通だそうです。日本では年間総労働時間数(時間外勤務を覗く)は2,080時間と労働法で定められていますが、よくよく計算すると週5日×8時間×52週間となっています。時間外労働の是非については別のブログで編集人の考え方を述べたいと考えていますが、大切なことは海外企業ではこの労働時間数で普通の生活が送れる点です。ここに、日本人の生産性の低さが世界との競争力低下の原因であるとの根拠があるのだと考えています。しかし、そこにはIT化、DX化、そしてモノづくりへの拘りと言う視点が向け落ちているように感じます。

実際に、一時期タイムマネジメントが流行しましたが、コロナ禍での在宅勤務と同じくいつのまにかそれまでの通常勤務体制に戻っている企業も少なくありません。編集人は上司の役員の了承を得て、実際に年間2~3回1~2週間の休暇を取りましたが、徐々にですが部下の中から長期休暇を申請する者が増えました。一方で生産性が落ちたかと言えば全く真逆で、かえって仕事が早く終わる結果となったのです。その理由を考えてみると、長期休暇を取ろうとすれば他者に仕事を一時的に任せることになるのですが、これが部下の業務成長(したことのない仕事を覚える)に繋がることがわかりました。また、長期休暇の前に仕事を終わらせ、不在中にトラブルが起きないようにするには相応の準備が必要です。長期休暇前の1ヶ月間をその準備期間と考えれば自ずと生産性は挙げられるものと信じています。

一部の役員には休暇直前に無意味(とまでは言いません)な業務を命令されて、4日遅れで家族と海外で合流することもありました。しかし、長期休暇を取ってわかったことは、常に頭をフル回転させることはミスを増やすことに繋がること、長期休暇中に不思議と新しいアイデアが生まれたと言う事実です。なんでもやってみることの大切さを痛感しました。