キャンプブーム
2025年11月18日
数年前にブレイクした芸人の方が、1人キャンプ用に山林を購入したことが話題になりました。その影響なのかは定かではありませんが男女問わずキャンパーが増えたものの、現在ではブームは下火になり始めているように感じます。ここからはあくまで編集人の推測に過ぎませんが、キャンパーの中には禁止場所での設営・宿泊、キャンプ用品・ゴミ等の不法投棄、他キャンパーへの迷惑行為などがマスコミで報道されていた時期があったと記憶しています。実際に編集人の居宅から1時間程度の河川敷でもBBQが行われ、夏季等の休日後には周辺の渋滞に加えて大量のゴミが放置されています。
確かに専門用品店やリサイクルショップ等では多くのキャンプ用品(テント・BBQセットなど)を取り扱っており、比較的安価で購入できるものは使い捨てする方も少なからずいるようです。もちろんきちんとルールを守っているキャンパーが大多数だとは思いますが、一部の不心得者の行為が全体に悪印象を与えていることも無視できないでしょう。特に夜間のビーチなどで飲酒しながらBBQを行い空き瓶や道具を放置していく方がいると、地元のボランティアや日中に海岸を利用する方が怪我を負ってしまうリスクもあります。自分たちの行動が他者の迷惑になならい範囲で楽しんで頂きたいと感じます。
また地域にとって大切な観光資源となるキャンプ場ですが、にわかキャンパーが増えたことでそれまで他人に迷惑を掛けずに楽しんでいたキャンパーにとっては予約が出来ないことを含めて好ましくない状況が多々生じていたことが想像されます。内容的に同じだと言えるのかは判りませんが、キャンピングカーが道の駅等の施設内に夜間長時間駐車して問題となっているとも報道されています。確かに無料で水道やトイレが併設されている道の駅は便利ですが、商業施設であることを忘れてはならないでしょう。結局は周囲の方から好意的に支援して頂けないようでは、日本はまだ後進国だと言うことでしょうね。



