バスと迷惑客
2025年01月19日
先日、小田急バスで2つのトラブルに遭遇しました。編集人は特に両下肢に障害があるため、普段から優先席や出口ドアに近い座席を利用するようにしています。また、混雑している場合は1台見送って20分後のバスを利用することもしばしばあります。特に最近は深刻なバスドライバー不足によって減便が頻繁に行われており、タクシーを利用する頻度が非常に高くなりました。編集人は物流業界で長く仕事をしていたため、トラック・バス・タクシーのドライバーの勤務実態について相応の知識がありますが、特にバスは編集人の居宅近辺でも一律料金(230円)と安く、タクシーの迎車料が500円であることを考えれば1乗車あたり300円に値上げして乗務員の給料を上げることが必要だと考えています。敬老パスなどで乗車する方にとっては行政が費用の一部を負担しているので負担増にはならず、福祉面でも外出機会を増やすことで健康を保つ機会が作れます。
さて、先述のトラブルとは混雑した車内(編集人は1本見送って乗車しました)に最後に走って乗り込んだ高齢者から執拗に席を譲るよう、半ば強要に等しい暴言を浴び続けられたことです。当初は「両足に障害があるため無理です」と何度も断りましたが、余りにもひどいため周囲の乗客や乗務員にも聞こえるように「車内で転倒事故があったら全責任を負ってもらいます」と言って致し方なく席を立ちました。杖もヘルプマークもつけていましたが、これ以上押し問答をしていても運行に支障がでると他の乗客に迷惑が掛かる上に、もし怪我でもすれば乗務員が会社から叱責されることを知っていたためです。つまり、会社が乗務員を守ることに消極的なのでしょう。
結局は、そのやり取りを見聞きしていた乗客の方の善意で席を譲って頂いたのですが、乗務員は何も対応しなかった(そのこと自体は何も責める気はありません)ので当該バス事業者に当時の証拠となる車載カメラ映像の提供を依頼しましたが、未だに何の連絡もありませんね。