オフィス鴻

パスポートを食べる

2026年01月06日

アメリカのニューヨーク・ポスト紙の記事からの一部引用になりますが、ラインエアー社(アイルランドのLCC航空)のイタリア(ミラノ)発イギリス(ロンドン)行の機内で乗客2名がパスポートを食べる事件が発生したとありました。事件経緯は離陸後20分ほど経過した直後に、客室乗務員の制止にもかかわらず自らパスポートのページを破り取って食べ始めたそうです。パスポートとは自国民の安全保障を目的として国家から発行される大切な身分証明書であり、なぜ当該乗客がこのような行動に至ったのかは依然として不明だそうです。もし隣の乗客がこのような行動をすれば驚くでしょう。

同機機長はフランス(パリ)への緊急着陸を決断して、着陸後にはフランス当局によって2名の乗客を拘束・調査したとされています。その後イギリスに向けて再出発したそうですが、もし編集人が同機に搭乗していたとすればテロやハイジャックなど最悪の事態を想定したと思われます。また犯人は何らかの目的を有して行動に出たと想像することができ、機内で負傷者等が出なかったことは幸いでした。当然航空会社もチェックインカウンターではパスポートを確認した上でチケットを発行しますから、もしかしたら機内は国外なので亡命や難民申請等の目的があったのかも知れません。

話しは変わりますが、日本国内でもコロナ禍でマスク着用が必要な航空機に、自分勝手な理由でマスク不着用とした乗客が逮捕された事件がありました。少なくとも航空会社は希望する全ての乗客を正当な理由なしに搭乗拒否することは許されていませんが、当該乗客は最高裁でピーチ・アビエーション機内で新型コロナウイルス感染対策のマスク着用を拒否し、客室乗務員に大声を上げるなどして威力業務妨害や航空法違反などの罪に問われた元大学職員の上告を棄却しました。その結果、安全な運航を妨げた行為を有罪として認定され、懲役2年(執行猶予4年)の判決が確定しています。