人間万事塞翁が馬
2025年05月15日
「人間万事塞翁が馬」は英訳すると「Every cloud has a silver lining(苦しいことの先には明るい未来がある)」とされ、人の人生の幸・不幸は予測できるものではないが幸運も不幸も隣り合わせにあるので余り気にするなと編集人は解釈しています。出典は「淮南子(えなんじ)」とされており、何が禍福に転じるかはわからないこととして日本でも多く取り上げられています。言い換えれば、自分自身が思わぬ幸運に見舞われた時や、幸運が続いた時の戒めなどに使うことが正しい使い方の様です。編集人もこのブログで書いてある通り、現在難病治療中ですが「まだ天から生かされているな」と感じることが多く、もし難病治療を続けるにあたり無理して企業内に残ったとしてもおそらく自分のふがいなさから大きなストレスを抱えていたと感じてます。
実際に新たな取引先(国内外)との新規口座を複数開設し、自分の知見を必要としてくれている方がいることが判っただけでも十分でしょう。編集人の場合、勝手に人生には良いこと・悪いことが3回あると考えています。まず良かったことは中学校受験に全勝したこと、仕事人生の中で多くの方と出会えたことの2点が挙げられます、逆に悪かったことは、中高時代にあまりにもレベルが高い学校だったため自分に原因のない陰湿なイジメ(東大などでも多いそうです)にあったこと、そして難病に罹患したことの2点です。これから先、良いことも悪いことも必ず起こるでしょう。例え昇天したとしても、これが自分の人生だと納得できれば良い人生だったと言うことができそうです。
よく人生を例える言葉に「少しずつでも前に進むしかない、過去は変えられない」と言う内容に接することがあります。事実、編集人も日に日に病状が悪化することを身に染みて感じています。なぜ自分がという思いは皆無ではありませんが、少なくともいろいろな方々(妻、子供、主治医、飲食店オーナー、企業経営者など)に助けて頂けたことには心から感謝しています。