オフィス鴻

新型コロナウィルス

2025年10月19日

今年の夏もここ数年と同様に新型コロナ患者が大流行しました。令和5年5月8日から「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」が「5類感染症」へと移行され、厚生労働省に資料では法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組みから、個人の選択を尊重し国民の皆様の自主的な取組をベースとした対応に変わると掲載されています。編集人は感染症罹患防止のため、今年の夏も含め1年中外出時にはマスクを着用していました。また医療機関ではマスク着用が必須であるものの、街中では熱中症予防の観点を含めて着用を控える方も多い様に見受けられます。

編集人の周囲には、特に電車の中等でマスクをせずにくしゃみや咳をまき散らす方のマナーを疑問視する方もいます。また入院中に看護師さんから聞いた話では、緊急の場合を除いて見舞いは最少人数でお願いしているにも関わらず、多人数で訪れる方も少なくないそうです。結局は個人の意識の問題と言えそうですが、例えば急に高熱がでてしまったり、周囲に感染症が命に関わるような方がいる場合には自主的に配慮することも必要でしょう。確かに仕事を休めないと言った意見にも一理ありますが、他人に感染させてしまった時のことを鑑みれば最低限の公衆道徳は守って頂きたいと感じています。

また日本各地では線状降水帯や台風による水害や斜面崩落も少なくはなく、これまで風土病として扱われてきた地域特有の感染症が拡大してしまう懸念もあります。特に日本の九州地方では特有の風土病が多くあり、その研究を進めている大学病院も多くあります。もともと自然界の地中等で生存していたウィルス等が人間界に蔓延してしまえば、コロナウィルスのように初期段階では的確な治療を行うことが出来ないリスクもあるでしょう。自然の猛威はある意味で人間への警告だと受け止める研究者もおり、これからは地球全体で自然と向き合う術を本気で考えるべき時期に差し掛かっているようです。