オフィス鴻

旅客機内のマスク着用拒否

2024年01月19日

新型コロナ緊急事態宣言が解除され、マスク着用やワクチン接種など個人判断の範疇(自己責任)となりました。また、昨年5月以降は近所の散歩・公共交通機関などでもマスクをつけない方が増えました。報道で話題になった旅客機内でのマスク着用拒否も、他の乗客への迷惑を省みない身勝手な行動であり、世の中には編集人と同じく感染症罹患が生命の危険につながる免疫疾患患者がいることにも少しでも理解して頂ければと思います。ちなみに、航空会社と契約上では、安全保安面からの対応に問題がったようには思えません。

また、編集人は公共交通機関内や飲食店等でマスク未着用の方がいても、コロナ禍前に戻っただけで特段の違和感は感じません。また、ワクチン接種後にオミクロン株に院内感染しましたが、院内集団感染(検査以外はベッド内で安静にし、寝る時もマスクを着用していました)により隔離病棟移動までの約12時間、40℃以上の高熱にうなされる中、同室の1人の患者から聞こえよがしに何度も心無い嫌味を言われました。隣の病棟・病室から集団感染が始まり病院関係者を介しての感染でしたが、もし逆の立場だったらどう発言・行動したのか聞いてみたいですし、当人には他人を思いやる気持ちの余裕が微塵もないくらい重大なことだったのでしょうね。

なお、日本以外の国では2022年度には多くの国で一部の場所以外はマスク着用はしなくても良いとの判断に変更されました。インフォデミックというインフォーメーション(Information)とパンデミック(Pandemic)を組み合せた造語は、情報が人の行動を変えることを指すそうです。日本人に同調圧力傾向があるとしても、少なくとも真偽不明な情報(公式発表を含む)で他人を傷つける行為は、周囲から見ればその人の本来持っている人間性(本心)が表れているのだと感じます。