オフィス鴻

無料Wi-Fi

2025年05月06日

編集人はWi-Fi環境が整備されていない場所に行くとき、1日3~5百円程度で利用できるレンタル商品を借りていきます。企業によってサービス内容は異なりますが、編集人の使っている機器は期間延長の申請もいらず、またコンビニ・郵便等で返却も出来るため料金よりもその利便性を最優先しています。一時期、訪日客の不満に無料Wi-Fiスポットの少なさが挙げられていましたが、空港内などで個人情報を抜き取られるリスクがあることが知られるようになり、さらに5Gの普及によって高速データ通信が可能になったことなどがその不満を解消しうるきっかけになったとも言われています。編集人も大学病院外来時に待合室でWi-Fi通信に切り替えることがありますが、基本的に現在の契約通信容量を日常生活で全て使い切ってしまうことはありません。

むしろ公衆Wi-Fiは電車の不通・遅延や災害時に無料で提供することで役立つのだと考えれば、その最も顕著な例が航空機内でのWi-Fiでしょうか。実際に長時間ゲームを楽しみたい方にとっては通信容量・速度・快適性が求められるのでしょうが、せめて旅行時などは景色を眺めたり、瞑想にふけったりできる貴重な時間をゲームに奪われずにすむと思えば、スマホ等の脳への影響を最小限にできるのだとも考えています。もしWi-Fiがどうしても必要ならば、単純に通信容量を無制限にすれば多少通信会社によって料金等の違いはあれども対策を講じることが出来ます。せっかく異国の地にきたのに、ずっとスマホとにらめっこでは新たな発見も生まれないでしょう。

ここで編集人の独断ですが、スマホのなかった昭和時代のことを思い浮かべてみました。1980年代は携帯電話使用料金はショルダーフォン(肩に掛けるタイプ)で月額10万円の基本料金と高額な通話料がかかっていました。女性とのデートでもたった数十メートルの場所でお互いに数時間待っていた記憶がよみがえります。それでも楽しく苦い想い出に違いはありません。