オフィス鴻

特殊詐欺とサブスク被害

2024年10月17日

SNSのクーキー設定では、様々な勧誘がスマホやメールに届きます。編集人は必要な物以外は購買意欲が湧かないタイプなので、万が一詐欺広告ページに誘導された場合はその場で1回電源を落としています。世の中には、資格ビジネス・投資勧誘・スピリチュアル的なもの・マルチまがい商法などが氾濫していますが、もし本当に一般常識以上の収益性・効果があるのなら他人に言わずに自分で独占することを選択するでしょう。しかし何度も特殊被害にあう被害者がいることは、認知症など1度被害に遭った方のリストが悪徳商法業者に出回っていたりすることも一因だそうです。

結局はその案件に対して多くの部分で整合性・論理性に納得することが出来、自分で再現できるようなものであれば、自己責任の範疇で行うことは他人があれこれ言うことではないと考えています。しかし、コンビニの店員が高齢者が大量の換金性のあるカードを買おうとしているのを見て、事前に被害を防止して警察から感謝状を贈呈されることも多く報道されています。また、実際の特殊詐欺首謀者にまで捜査が及ばないよう、最も危険性の高い末端の人物(受け子・出し子)との間にいくつもの階層を作っているようです。警察等がもし金銭に関わる連絡があったら、まずは身近な方に相談するよう盛んに注意喚起を行っていますが、一昔ふた昔のように相談する相手もいない孤立した世帯が増加していることも影響しているように思います。

その他にも、初回無料や9割引き等と謳いながら中途解約できない(あるいは解約の電話が通じない)商品購買契約を結ぶサブスク被害も増えています。パンフレットの片隅にある注意事項に小さな文字で書かれているものも多く、「今から30分限り」「先着100名様限り」の言葉に騙されないように一息入れて考えることで被害に遭わないように気を付けたいものです。