老朽インフラの更新
2025年02月25日
1964年の東京オリンピック開催に合わせて、首都高速1号線(羽田線の一部)と東京タワーが建設されたことは知られています。現在、日本橋付近は首都高速が地上十数メートル付近を通っており、大規模インフラ改善工事により東京都都市整備局が地下化により東京の空を復活させる取り組みを行うことが発表されました。実際に工事対象となる区間は約1。6kmですが、1日10万台以上の車両が通行する首都高速道路のため、全面通行止めによる工事は難しく片側相互通行方式が採用されるとうです。日本橋付近は旧江戸城の外堀や水運路があった場所ですから、工事には最新建設技術が導入されると言いますが、恐らく東京から新たな眺めが楽しめるのは更に10~20年後となるでしょう。
首都高速および首都圏周辺では新たな環状線(ルート)が次々と建設されており、これまでに建設されてきた高速道路とは異なり、トンネルや地下道部分が多く採用されています。同様に水道・電気・ガス等のインフラ更新も行われる見込みだそうで、道路工事以外にも多額の費用が掛かる見込みです。よく「100年の計」とも言われますが、関東大震災・第二次世界大戦後に都市復興が行われた後で最も大きい更新工事となるのですから、利権にまみれず全うな都市計画になることを期待しています。元石原都知事が都内を通過する車両を減少させるための政策(Co2削減等)を行うために財政改革を行ってきたことは良く知られていますが、2023年の東京オリンピック開催・コロナ禍で約1兆円ともいわれる東京都の財源が喪失したことを考えると現在・次世代の都知事には100年後の東京を目に浮かべて政策立案・実行をお願いしたいものです。
東京以外でも地方自治体の運営する上下水道料金が次々と値上げされていることを鑑みると、東京以外も含めた日本全体での100年構想に基づいて、住民自らがこれまでの消費一辺倒だった生活習慣を見直す良いきっかけになること期待したいと思います。