オフィス鴻

隠された増税

2025年05月08日

ここのところ大企業の若手社員を中心に大幅な賃上げが行われていますが、その反面中高年層の現役世代にはなかなか恩恵が廻ってこず、逆に隠されたような増税が行われています。言い換えればステルス増税とも言えそうです。具体的には103万円の非課税枠(130万円の社会保障免除枠)が130万円程度に落ち着きそうな情勢の中で、インボイス制度や東北大震災の特別復興税は森林環境税と名称を変えて存続されることが決まり、それ以外にも各自治体が独自の税を取り入れているからです。似たようなものに車に関する税金が他用途に転用されるなどもあって、実際に税金をいくら徴収されているのかは確定申告などをしても非常にわかりりずらい状態です。

今後は国防予算を確保する必要があり、与党税制要綱では様々な増税案が検討されていることがわかります。また相続税も徐々に課税対象範囲が拡がっており、意外と見えないようにしかし着々と増税が行われることでしょう。編集人も2024年度の確定申告を済ませましたが、なぜか毎年申告がやりずらくなっているように思います。たまたま、知り合いの税理士さんにやり方を教わっているのでまだ対応が出来ますが普通ならば操作がしやすいようにするのが本筋で、マイナンバーカードと健康保険証のようなシステムありきの姿勢には疑問を感じます。ただその税金が国民が納得するようなものであれば良いのですが、いずれにしても資産・所得等は国にデータがある(正確性はなんともいえません)ことでしょう。

国民も医療費削減・環境保全などに前向きであれば良いのですが、既得権益化しているように思われる社会保障制度(全てが完ぺきではないのが難点です)にも正しい手法で政策実現してほしいと考えています。因みに編集人は航空学生(自衛隊の航空機を操縦するための名称)として他国からの脅威に立ち向かいたいと考えていましたが、3回とも二次試験(健康診断・体力測定など)で落ちてしましました。今考えれば、難病の兆候があったのかも知れませんね。