オフィス鴻

人を引き寄せる習慣

2024年09月07日

ここ2年程、難病療養と感染症罹患防止のため、めっきり外出する機会が減少しました。一方で、SNSの利用頻度(Teams・zoom)が増えたことでこれまで直接的な関わりのなかった業界等の方と情報交換が出来るようになり、新たな気付きやアイデアに触れることは編集人にとって大きな刺激となっています。また、以前にも増して書籍を読む時間も増えましたが、発作を抑制するために長時間の読書が出来ず1日2時間までと決めて無理しない範囲でインプットを行うように心がけています。また、編集人は電子書籍をiPadで読むと左眼が異常なくらいに疲れてしまうことがあり、原則は紙媒体の書籍を購入しています。

さて、現在のような生活習慣に変えてから既に休職期間を含め3年以上経ちましたが、半分仕事がてら気分転換も含めて月1回程度のペースで友人の経営する飲食店(自宅からタクシーで10分程の隣駅近く)にランチに行くことにしています。時には隣席の方と思いがけないような共通の話題で情報交換したり意気投合することがあるのですが、基本的には相手の方の話をできるだけ先入観を持たずに素直に聞くように努めています。ビジネスでもそうですが、アンテナの感度を良くしておくことで未経験の分野でも何かしら自分なりのアイデアが有機的に繋がる瞬間があり、相手の方の真意を理解しようとすることで深い思考に繋げることが編集人の無形の知的財産を形成しているように感じます。また、自分自身の成功体験などはちっぽけで陳腐なものですが、同じように相手の方のプラスになるのならば、求められれば極力お伝えするようにしています。

さらに、2回目以降はまず相手への感謝を述べ、実際にチャレンジ(実践)してきてどのような考えに到達したのか、編集人に足りないものは何なのかなど、差支えのない範囲(せいぜい30分くらい)でレスポンスしています。そこで思うのは「利他の心・精神」の尊さと「他責にしない行動・言動」の大切さ、そして短時間で纏められるような思考習慣の重要性ですね。