藤堂高虎の名言1
2025年07月01日
毎朝目が覚めて「今日も生かされている」と感じるのか、「今日も仕事で大変だな」と思うのかでその人の生き方が端的に判断できると編集人は考えています。実際に難病治療による入院治療を繰り返している編集人にとっては、まさに寝起きの度に「今日が最後の日(死ぬ)かも知れない」と覚悟を決めるのと同様だと感じます。編集人は70歳まで許されれば最後に勤務した企業経営者の傍で仕事を続けたいと考えていましたが、社内ではそのように考える方と出会ったことが無く常に自分が第一とする従業員・経営層が多かった気がしています。有難かったことに研究開発予算(実際は何に使っても良かった)を年間数億円単位で与えられていたため、本当に必要と思うことに没頭していました。
まず第一の名言は編集人が最も大切にしてきたことをまさに表している言葉で、「寝室を出る時から今日が死ぬ番であると心に決めよ」というものです。これな編集人のように余命宣告を受けた者にとって、その後の生き方(名や財を残すことではありません)の方向性が定まると共に、多少のことでは物事に動じることが無くなりました。もうしばらくすると余命宣告の時期に到達しますが、この5年間で一通りこれまで出来ずにため込んでいたことをこのブログ・電子書籍・企業顧問等を通じて些かでも世の中の役にたてば良いと思って活動しています。
この気持ちの変化(持ちよう)があったお陰で、自分の生きざまを家族に知ってもらうきっかけになれば嬉しい限りです。しかし死への恐怖が全くないのかと言えばウソになり、やっぱり死に対してはいくばくかの恐怖心を感じるのが本音です。それでも次の朝(目覚め)は死なない限り毎日やってくるのです。日々を大切に生きることが、周囲で支えて下さっている方々への最大の感謝だと考えています。