台湾旅行記(夜市)
2025年07月12日
台湾や東南アジアの食文化は基本的に外食が主流です。今回の渡航では編集人が歩行が難しいことから宿泊ホテルの近くの夜市に2度出かけました。台湾の夜市は場所にもよりますが観光客向けのところと地元民が多い所とに大別されます。以前は観光客向けのところに行っていましたが、あまり衛生・治安が良くないイメージがあります。そのため今回は観光客向けの夜市には妻と子供で行ってもらい、編集人はホテルで休憩した後に地元の夜市に行くというプランを考えていました。
実際には夜市と言っても日中の町食堂とほとんど変わりませんが、日本の町食堂をイメージすると最初は戸惑うかもしれません。あくまで自己責任の範疇になりますが、現地のマナーさえ守れれば観光客のほとんどいない店に入ってみるのも異国情緒があって楽しいものです。例えば観光名所である龍山寺(ロンサンスー)近辺にも食堂は沢山あります。編集人と妻は約30年ぶりに龍山寺に行きましたが、かつての信仰の場とは違って観光客向けの寺院になった感があり少し残念にも思いました。これも時代の流れだと思ったので、近くの町食堂に入ったところ日本人と言うこともあってなのか非常に丁寧に接客して頂くことができました。
なお夜市以外では夜食に3件のレストランを訪問しました。1件は海鮮専門店、もう1件は子供の大好物である蟹おこわの専門店で値段は高めですが十分に地元の味を堪能することができました。そして最後の晩に子供は初体験となる湖南料理店にいきました。場所は移動していましたが料理の味は30年前と変わっておらず、スタッフさんに「30年ぶりに来ました」と伝えたところ非常に喜んで下さり楽しい食事ができたことに感謝しています。いずれのお店も日本人をとても歓迎してくださり、あるお店では酔った年配の日本人グループがいましたが元々声量が大きい地元の方に比べれば大人しい部類だと思われました。