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日本の七二侯(清明)

2025年03月08日

晴明と言えば、平安時代中期の天文学者である安倍晴明公を思い浮かべます。由来は西暦1,000年頃晴明公の偉業を讃えるために当時の天皇がお祀する神社として建立されたと言われています。安倍晴明については漫画や映画などで出てくるペンタグラム(五角形)の印が良く知られていますが、どこか不思議な力を秘めているようにも感じられます。その吉凶を占う力に当時の権力者(朝廷)や一般市民からも崇拝を集めていたようですが、ベースとなるのはまだ未解明であった天文学であり陰陽道として広く普及されたと言われています。現在の年中行事等にも大きな影響があるようですが、日本文化の1つとして各地に広まったと考えられるそうです。また、この五芒星は安倍晴明判(あべのせいめいばん)」や「晴明九字(せいめいくじ)」とも言われる桔梗紋として一筆書き出来ることでもも知られています。

また、その由来として若葉が萌える時期に生命の神秘を感じることだ出来るため、まさに春の到来を感じさせる時期でもあります。さらに、人々の心も徐々に明るくなる季節として、日本人の心に響くところがあるようですね。この時期にはあらゆる生命が新たな行動を起こすことでも知られており、渡り鳥などの観測も行われています。また、日本文化の特徴である俳句の季語なども旧暦から徐々に新暦へとシフトしているようにも感じられます。

編集人がこれから先の季節の移ろいを感じる食文化についても、特に山菜等の植物が育ち始める時期です。その中でも「たらのめ」などは、とげのある枝の先の部分を天婦羅等にて食することが多いのですが、編集人の知り合いに「うるしの木」と間違えて食したため、唇が大きくかぶれてしまった方もいます。山菜・きのこはやはり専門知識のある方と一緒に採ることが、安全に食するためには必要だと思われます。