日本の七二侯(穀雨)
2025年03月09日
穀雨とは編集人も初めて聞いた言葉です。調べてみると春になって穀物が育ち始める時期に多くの穀物を潤す雨のことを指す言葉だということが判りました。60年も生きてきて、まだまだ知らない単語があることに少しの恥ずかしさと、一生涯勉強が続けられる喜び等で満ち溢れていると言ったら大袈裟でしょうか。新暦で言えば4月の下旬あたりを指すようですから、新入社員・新入学生のみならず新年度で新たな職場に異動となる方も少し慣れてきた頃でしょう。また、1年365日をこの七二侯(72)で割り返すと大凡15日程度(初侯・次候・末侯は各5日程度)ですから、正直なところあっという間に時間が過ぎ、流れていくように感じます。その短い時間の中で自然界では命が繰り返されると思えば、たとえ一時とも無駄にしたくないのですが、時には休息をとることも大切だと思います。
さて、春の最後が「穀雨」ですから、人生に例えてみればまだ20歳前後でこれから夏(20~40歳前後)に向けて大きく力をつけていく時期とも言えそうです。編集人の20歳代はとにかく様々な経験をしたい時期でもあり、他者が1週間で仕上げる仕事を2日程度でこなしていました。1日の睡眠時間も3時間程度、週末も自宅に仕事を持ち帰るなどして、がむしゃらに人生経験を積んでいた時期でした。28歳で配偶者(妻)と出会い結婚したことで色々な価値観を許容するような生き方をするようになり、多くの諸先輩方に教えを請い可愛がって(もちろん良い意味です)頂いたことは、現在に続く大きな財産となっています。
さて、いつも通りですが少々旬の食材に触れていきます。最近は多くの食用花が売られるようになり、サラダ等の飾りつけも非常に繊細になってきました。食用ではないものの、チューリップや牡丹などが見頃を迎える時期でもあります。そして子供の頃は苦みがあって好きではありませんでしたが、多くの山菜を楽しめるこの季節は編集人にとって非常に嬉しい季節です。