東南アジアと日本文化
2025年02月25日
平成初期頃、飲食店やショップ等で若年層(主に20歳代)の店員が使う妙な言葉遣いが話題になったことがあります。例えば「・・・で宜しかったでしょうか」という言葉に対して違和感を覚えた方も多かった気がします。日本は海外と比べて文化・民度の違う点が多々あり、そのことが良くも悪くもそれぞれの国・地域に対する個人的感情を左右してしまう現実があります。いまでこそ、海外旅行中に日本人(特にJA主催の団体旅行)がこぞって人気ブランド店で商品を買いあさるような光景は見なくなりましたが、最近編集人の妻が東京にある行きつけのブランドショップを訪れたところ当時の日本人と同じような光景を某地域の訪日客が行っていると店員から聞き、円安の影響や民度の違いを感じたそうです。
また、海外から見ると同じ東南アジアでは全て同じような文化圏に思えるそうですが来日してみたらすぐにその清潔さ・礼儀正しさ・規律を守る・安全な社会といった点で、他国と日本との違いを肌身で感じるそうです。「失われた30年」から日本は立ち直れずにおり、他国と比較して経済的に凋落した国家であると報道されてきましたが、最近は少しづつですが日本経済の復興やカルチャー先進国としての姿などもを伝えられるようにもなりました。特に空の玄関口である空港の綺麗さ、鉄道網の発達・運行時間の正確性などに驚く初訪日客も多いようで、来日期間中にも日本人の国民性の一部(列車の乗り降り、落し物がほぼ戻ってくるなど)に触れることで、日本ファンが増えているようです。一方、JOCの利権・収賄、組織詐欺・闇バイト・虐待行為・生活格差等が増えているなど新たな課題も政府広報やSNSを中心に発信されています(全てが真実とは限りません)。
日本のサービスの軸にあるのは「おもてなし」を含む利他の精神や立ち振る舞いに基づくものだと感じていますが、大切にすべき文化が多い点は誇るべきことでしょう。ただ1点残念なのは、見本となるべき一部の年配者の我儘な行動が目に余ることです。