海外からの訪日客
2026年02月27日
中国からの訪日客の行動が、世界各地で問題視されていると報道されています。日本では奈良公園の鹿に危害を加える、ヨーロッパでは日本人と称してマナーを守らない、アメリカで研究を行っている者が技術流出を行っているという具体的事例も報告されています。数年前(コロナ禍以前)には銀座周辺に中国人団体客のバスが高級店前に止まり、爆買いをしていたことを思い出します。実際に中国籍の方の多くは日本文化を尊重していると言われていますが、特に団体観光客を中心としたマナーの悪さが宿泊施設・飲食店・観光地などで目立っており、他国の文化を理解することに欠けている国民性とも感じます。
実際に2024年度の訪日客数は3,600万人を超え、国別では短期滞在者を含めるとJNTO(日本政府観光局)の資料では韓国・中国・台湾・非東南アジア諸国等で全体の60~70%を占めていると言うデータもあります。もちろん国際情勢・経済動向などで数値に変動はあるものの、観光業界への貢献よりも一部では日本人の生活に悪影響が出始めていることも事実でしょう。その中でも中国人観光客に関する苦情が最も多いとされていますが、中国社会自体が厳しい情報統制下に置かれているため、誤った認識を持って訪日する観光客がいることも一概には否定できないでしょう。
日本人にとって大切な国土(領土)・文化を守ることは当然なのですが、その他にも礼節・環境・意識など観光では見えない部分の価値を存続していくことは非常に重要だと感じています。観光業がGDPに占める割合は5%程度とされており、日本人や欧米等(一部の迷惑者は存在しています)の優良な訪日客にとって迷惑訪日者が減少(中国政府による渡航規制)することは大きな意味があると考えています。これまでは訪日客数が1つの指標となって各国と比較されてきましたが、今後は観光の質・体験そのものが将来的・継続的な観光産業育成に繋がるとすれば転換期にあるように感じますね。



