笑顔の効果
2023年07月06日
先般ご紹介した経営者向けのコーチングを行っている青木正太氏(㈱RCマネジメント)のHP中に笑顔を演じることで「相手にも笑顔を与え、リラックスや安心感から心を開いたてくれたり、承認欲求を満たし信頼につながる。(原文一部加工)」旨の「笑顔の意味」というコラムがありました。編集人は、現業部門の課題やアイデアを整理・具現化するべく、本社の企画部門として大切にしていたことは、直接指導的な話はせずに従業員と一緒にお弁当(もちろん自己負担で、400円くらいのもの)を食べながら、まずは雑談であっても相手の話にしっかりと耳を傾け、リアクションを取りながら、周囲の従業員を含めて話しやすい環境を作ることに重点を置いていました。
また、日本人の「愛想笑い」という行為は、日本人同士のコミュニケーションの1つ(職場の空気を感じる、変える)として通用する場面も多い一方で、海外の方を含め、極端に言えば「YES/NO」が思考的に非常に伝わりずらいので、人格や人柄、思考に対して先入観を与えてしまい、本人にマイナスの作用を与えてしまう可能性が高くなると感じます。職場でも、「あの人がいるとなんとなく明るい、仕事がしやすい、会社へのロイヤリティが高まる」という環境づくりは、得てして幹部、管理職等の仕事のように思えますが、事業所を見渡すと周囲に自然と従業員が集まってくる方がいるものです。つまり、従業員の笑顔のあるなしは、自分自身の行動が写し出された鏡のようなものだと思っています。
編集人自らも、多くの失敗経験から学んだ処世術の1つとして、この笑顔の効用の奥深さがあります。この5月からマスク着用への同調圧力が徐々に減ってきていますが、3年前に比べて自身の笑顔が少しでも相手に不愉快な感情を抱かせず、またしばらくぶりに見る(見せる)笑顔の中にホッとする機会が増やせるよう、心がけていきたいと思います。