COFFEE TIME(日本の冬編)
2025年11月01日
この日本の七二侯シリーズも最後の季節である冬に突入しました。日本ではよく四季が人生に例えられることがあり、冬の後にはまた春が巡ってきます。近年の温暖化によって都会ではあまり雪が降らなくなったと言われて久しいですが、クリスマスを祝い年末年始を過ごす日本ならではの風習は続いています。編集人は東南アジア地域を中心としてこれまで10回以上年末年始を過ごしてきましたので、やはり日本の風習は他文化と異なることを実感しています。
海外での滞在先はリゾート施設が多かったためだと思われますが、特に印象的だったのはインドネシア(バリ)とマレーシア(クアラルンプール)の年末年始でした。その理由は様々な装飾が施されていて、そこに宗教や人種に起因するのであろう独特の文化が垣間見れたためです。もちろん観光地であったことも大きな要因ですが、少し地元の方々の生活圏に近い飲食店でもその土地特有の文化を感じることが出来ました。
しかし最近の日本には北海道や東北を訪れる訪日客も多いそうで、だんだんと温暖化が進む日本列島でも地方に行けばまだ雪景色を楽しむことができます。季節が真逆のオーストラリアや東南アジアの方を中心にスキー目的で訪問することが多いと言われ、飛騨高山・金沢などとともにこれまで日本人が培ってきた文化を体験できる地方は貴重な観光資源とも言えるでしょうね。



