ヘリコプター入門
2026年02月22日
加藤寛一郎著(元東京大学工学部教授)が1985年に初版として出版した「ぺリコプタ入門」という書籍を、40年ぶりに読み返してみました。当時編集人はまだ高校生でしたが航空力学の中でも特に回転翼機に興味があり、当時では破格の3,600円を少ない小遣いの中から捻出して購入しました。同氏の著書には日本での航空事故史上最大の惨事となった「爆発JAL123便 航空機事故、複雑怪奇なり(だいわ文庫)」など数多くありますが、その事故の際に編集人は山中湖に滞在中であり、御巣鷹山に墜落したJAL機の残骸が各局で放映されていたことを思い出します。
現在御巣鷹山での事故を記憶している方も少なくなりつつありますが、航空事故調査委員会(当時)が昭和62年に公表した日本航空株式会社123便の御巣鷹山墜落事故に関する航空事故調査報告書は現存しています。当時事故機の救出にあたった自衛隊員は陸上自衛隊の第1空挺団とよばれる精鋭部隊だったとされていますが、その後の東日本大震災等での救助活動などの実績を鑑みれば日本国土と国民を守る自衛隊の活動には感謝しています。もちろん憲法第九条の解釈は人それぞれではありますが、少なくとも自衛隊の国民の命を守る活動についてはもっと評価されるべきだと感じています。
編集人は元々防衛大学校・航空学生に志願していましたが、体力測定で入学することが出来ませんでした。また編集人の祖父の親戚に第二次世界大戦に従軍した方がおり、当時の話を幼少期に聞いた記憶があります。最も衝撃だったのは、「アメリカ軍の機銃掃射や火炎放射が怖くて、仲間の軍人の後ろで蹲っていた」という言葉であり、如何なる状況であれ人間は極限状況に置かれてしまうと自分の命を守る行動に出るという事実でした。実際には従軍兵士の中には敵に向かって突撃して言った方もいたと聞いてはいましたが、もし自分がそのような立場に置かれたとしたら多分自分の命よりも周囲の方々を守りたいと思います。



