マイナ免許証
2025年08月05日
今年3月からマイナンバーカードに運転免許証を一体化する取り組みが始まりました。従来の免許証ももちろん使えますが、簡単に言えばマイナンバーカードに運転免許情報が記録され、道路交通法上の要件を満たすことができることになります。昨年12月には健康保険証の廃止が決まっていましたが処々の事情によっていったん延期となったことを鑑みれば、この運転免許証の取り組みは健康保険証についても進展の起爆剤となる可能性があると思われます。大きなメリットは免許更新講習がスマートフォンを利用して行えることや、住所変更などが届け出だけで完了するといった点が挙げられています。
これは編集人の想像に過ぎませんが、中には悪用する(身分証明書の偽造など)人もでてくると思われます。しかしトータルで国民の利便性を考えたならば、あと10年もすればこれが当たり前の社会になっていることでしょう。現在でもマイナンバーカード制度自体に反対する方も見かけますが、ある調査では約60%が両方をほ維持する意向とのことで要は信頼性・安全性が担保されていれば反対する理由も減少するように思っています。ただしマイナポイントを付与して無理くり普及させるやり方には問題があった可能性もあるでしょう。そして日本社会全体で今後人口減少が起きることを想定すれば、効率的な行政運営を行っていくことは当然の流れだと思われます。
大切なことは自分自身でその統合内容をしっかりと理解してから選択することで、一部の方々にはここの兼ね合いの部分が個人的に気に入らないのかとも考えてしまいます。実際にマイナンバーカードと運転免許証が一体化されることでどのようなメリット・デメリットがあるのかを調べてみました。まずメリットは諸手続きが簡素化される点でしょう。そして2種類の証明書を持ち歩く必要がないことだと思われます。一方でデメリットは国際免許取得・情報漏洩・悪用リスクがあること、再発行に時間がかかることなどでしょう。もう1つ重要な視点は正しく申請・納税することを条件に付すことだと考えています。