オフィス鴻

千葉大学附属病院

2025年06月20日

千葉大学医学部附属病院に総合診療科という複数の医師が患者を診てくれるところがあるようです。実際数年前に実母が診て頂いたことがあるのですが、4~5人の医師チームが様々な疾患の可能性をを探るために消去法で原因を解明していくそうです。編集人の友人も同病院にて難病治療のために幹細胞移植を行い、余命宣告よりも長く生きていて再び働くことができるようになるまで回復しました。ただこの総合診療科は医療行為とならない場合には1回55,000円の保険外診療になることもあるそうです。それでも全国から原因不明の疾患(症状)の正体を調べるために来院している方が多くいらっしゃるようで、診察まで数ヶ月待ちということも多く、実母も紹介状を書いていただき予約をした段階で3ヶ月待ちだったと話していました。

結論から言うと、これまでの病院では判明しなかった病気との診断を受け掛かりつけ医での治療を続けています。編集人も日本中の有名な脳外科医・整形外科等に診て頂きましたが、最終的には鹿児島大学病院脳神経内科で全国でも非常に患者数が少ない脳神経疾患(自己免疫疾患)であることが判明して現在に至っています。当時のことを思い出すと、藁にも縋る思いで医師の診察を受けましたが、やはり消去法を採用されていました。数年前に原因となる稀有な抗体がやっと判明したときには、もしかしたらあと10年くらいは寿命が延びるのかも知れないなと考えていました。しかし現実はそんな希望さえも打ち壊すような状況です。

編集人が今一番大変なことは早朝に呼吸困難や強い胸痛、異常な咳き込みが続くことで、自己免疫疾患が原因なのか現代医学ではまだ判断できないそうです。最も心配なのはこの状態が長く続くこと(治療が出来ない)ですから、主治医と相談・検討している段階です。日本中の編集人と同じように原因・治療ができない患者がたくさん訪れる訳で、まずは主治医のいる大学病院の総合診療内科で検査を行ってもらってから紹介状をお願いしようかと思案中です。