オフィス鴻

IvIg治療

2025年03月18日

免疫グロブリン静注(IvIg)治療とは、脳神経系疾患に用いられることが多い治療法で、5日間連続で点滴するのが一般的です。すぐに効果があらわれる訳ではありませんが、血液浄化療法(血漿交換)よりも体への負担が少ない治療法と言われています。点滴の時間は流量や薬剤の種類によって異なりますが、概ね3~4時間かかります。編集人が最初に同治療を受けた鹿児島大学病院では徐々に流量を上げていくため最初は15時間を要しましたが、最近では30ml/hから始めて副作用が出なければ90ml/hまで増やしていきます。概ね、3~4か月が効果が持続しますが、編集人の場合は血漿交換治療終了後に、IvIg治療を続けて行っています。

当初はステロイドパルス治療や経口ステロイド(錠剤)でも十分効果が得られたのですが、最近は疾患の良化がほとんど感じられないため、病気の原因である自己抗体の産生や働きを抑える治療として主治医の指示でIvIg治療と併行するようにしています。元々、自己免疫介在性患者の中にはステロイドパルス治療・IvIg治療で良くなるケースが多いと言われていますが、編集人の場合は「完解することはありません」と最初から主治医に教えて頂いていたため、少なくとも現状維持が出来れば御の字の様です。他の疾患(筋無力症)にも効く治療と言われていますが、自己免疫疾患はまだ実証研究がスタートして10年程度ですから、難病専用の医薬品・治療法が確立されるには相応の時間を要しそうです。

ただ、血漿交換治療よりも身体への負担が少ないことから、症状の進行が遅い・症状が軽い場合にはIvIg治療が選択されることが多いようです。編集人もガンの全摘手術を受けており、いつ再発(転移)するかは医師でもわからないようで似たような症例(複数の疾患)から5年後生存率は50%程度と医師から告知され、既に4年が経過しました。幸いガンの腫瘍マーカーは有値ですが低いレベルにあり、現在はすい臓腫瘍と併行しながら治療・通院しています。