イクラの高騰
2025年03月23日
編集人も大好きなイクラが、不漁と世界的需要増で卸売価格が5割以上高くなっているそうです。また、世界的な物価上昇と温暖化(水温上昇)が進む中で、アメリカ大統領がトランプ氏となったことで、様々な物の価格は今後も上がり続けるように感じます。イクラの多くはロシアが実効支配している北方4島付近で採れたものを、北海道業者が購入することが多いと言いますが、最近はイクラより安価なマスコ(マスの卵でイクラより一回り小さい)に切り替える水産業者もいるようです。また函館にあるホテルでは、朝食バイキングでのイクラの食べ放題を目玉に集客しているところが増えており、また比較的安価だった回転寿司店なども徐々に値上げに踏み切る公算が高そうです。
因みに、編集人宅では毎年自宅でイクラ漬けを作っていますが、絶対に必要な食材ではないため今年は2~3回に留まりそうです。また、TV報道等で食器から溢れるようなイクラ丼を紹介していましたが、なぜか編集人は山盛りにされたイクラには魅力を感じません。簡単に言えば、ただの食べ放題ならば必要カロリーを大幅に超えた無駄食いに見えてしまうからです。どのような調達ルートがあるのか、また朝食のみをホテル宿泊者が食べる時には1人2,500円程度といいますから、採算的にはトータルで成り立つのだと思われます。本来ならば、食べたい時に季節の食材を頂くことは身体にも良いとされていますので、生産者の想いを感じながら有難くイクラを食べたいと思うのです。
他にも、旬の食材は色々とありますので特に北海道では飲食店で新たな発見があるかも知れません。ただ、好漁・不漁がこれからも繰り返される可能性が高く、シシャモ(南アメリカ産・ロシア産のシシャモに似た魚種を含みます)も絶滅危惧種(レッドカード)に指定されれば北欧のように漁業自体が制限されることもあり得ます。結局は日本の食文化をビジネス化すればするほど魚種の偏在が起こり得ますから、そのうちサンマも高嶺の花になってしまうのかもしれません。