オフィス鴻

ノンアルコールワイン

2025年09月24日

最近はアルコール飲料に代えてノンアルコール飲料を嗜む方が増えているようで、TVコマーシャルでも盛んに宣伝されています。またアルコールハラスメントや飲み会への不参加などがニュースでも取り上げられており、世代交代とともにアルコール摂取に関する考え方も変化しています。実際にアルコールは適量ならばOKといった風潮もありますが、例えばロシアでは高アルコール度数のウォッカが特に男性の平均寿命に関係しているとの研究結果もあるほどです。あくまで編集人の個人的感想にすぎませんが、適量と言っても個人差はありますからやはり楽しく飲む程度が良く過飲は避けるべきだと感じています。

さてフランスのシャンパーニュ地方はシャンパンの発祥の地ですが、日本経済新聞によればノンアルコールのスパークリングワイン生産が盛んになっているそうです。その中でもフレンチ・ブルームと言うシャトーがあり、シャンパンと同じく幸福感あふれる飲料を目指して開発を進めていた背景にはテタンジェ創始者のひ孫が経営に関わっていることが影響していると言います。このきっかけになったのはCovid-19によるロックダウン等によってノンアルコール市場が拡大した時期と重なっていたことが追い風となり、そこに新たな低温真空蒸留法などの高度化された技術が評価されているそうです。

編集人のような左党(上戸)には幾分物足りなさを感じさせますが、個々の生活スタイルに合わせた選択ができるようになったと言う視点ではプラスでしょう。実際に同社のHPには「家族や友人たちと贅沢な喜びあふれる時間を過ごすために造られ、フランスの「伝統と革新の融合」を体現しています。」とあります。また価格も750mlボトルで数千円台からラインアップされており、1グラスあたり1,500円程度と比較的購入しやすい価格帯となっています。体調やシチュエーションに合わせられることを鑑みれば、生活の質(QOL)を高められることになる訳で新たな楽しみ方を模索するのも良いかと思われますね。