冷凍食品の活用
2025年09月25日
最近は食品加工技術の進化で、羽根つき餃子や揚げ物などの冷凍食品が数多く小売店の店頭に並んでいます。今から30年近く前の冷凍食品と言えば高価でかつひと手間の加工を必要とする物や味はもう一つと言った商品ラインアップであり、そのままお弁当に入れて昼食時には自然解凍している現在の冷凍食品には目を見張るものがあります。仕事をしているとどうしても外食が多くなりがちですが、食費節約と栄養バランスの観点からすると冷凍食品を上手に使ったお弁当にも利点はありそうです。特に特売時には2~3割引きになる商品もありますから、上手に活用してみたい商品群とも言えるでしょう。
それでは実際に自前弁当・外食・コンビニ弁当を比較していきます。まず自前弁当は内容にもよりますが概ね白米が60円前後、おかずが220円前後となり、そこに製作時間を15分とすれば約300円の原価が掛かっている計算になります。つぎに外食ですが牛丼チェーン等を除けば概ね800~1,000円前後と推測されます。そしてコンビニ弁当は付け合わせサラダを含めれば800~900円くらいと言ったところが一般的な価格帯となりそうです。そのように考えると自前弁当:外食:コンビニ弁当=580:900:850が価格差となり、自前弁当の価格優位性が見て取れます。
仮に1年間(月22日×12ヶ月)自前弁当を持参するとすれば1年間で約77,000円の節約になり、その価値をどのように判断するのかは個々人の味覚と感性に依ると思われます。ただし問題は個人の嗜好性があることと毎日15分早起きする必要があることが課題であり、単に差額計算だけでは語れない部分も当然生じると考えます。編集人は妻の手間を掛けたくないと思い外食にしていましたが、どうしても食事内容に偏りが生じてしまうため小皿1品を追加すると1,000円は超えてしまいますし、週2~3回顔馴染の飲食店に足を運ぶこともしばしばありましたね。