検索サイトへの投稿
2024年07月01日
楽天傘下のぐるなびの業績が、コロナ禍前と比べて悪化傾向に歯止めがかからない状態と言われています。普通に考えれば外食需要も回復傾向にあるはずなのですが、食べログは対称的に業績が好調とのことで、一時期有料加盟店の検索・評価基準のアルゴリズムを変更して問題になった点が影響していたとしても、戦略性の違いがコロナ禍というフィルターを通して表面化しているのだと思っています。編集人は場所を調べる以外に基本的に両サイトとも使用したことはありませんが、最近はGoogleや一休などの競合でも評価ができる飲食業に限らないプラットフォーム事業者が参入していて、消費者にとって選択肢が増えた分、今後は更に利用者が分散していくのかも知れませんね。
また、利用者側も当然ながら料理、接客、設備、価格に対する価値観が異なる訳ですから、低評価された口コミ投稿を鵜呑みにしないことも利用者に求められるでしょう。編集人の知人が経営しているレストラン(高級バル)でも、たまたまある老夫婦が非常に低い評価と口コミを投稿されていました。実は、編集人はその場で食事していたので状況がわかるのですが、ご夫婦が注文される際に店舗のスタッフが「そのオーダーでは、料理が多すぎるかも知れません」と2回程丁寧に説明されていました。しかし、実際に料理が提供されると「これは注文していない」と言って断り、食事が済み会計をしてほどなくして、低評価と文句(編集人から見れば明らかに老夫婦は注文していました)がサイト上に掲載されていたのです。
友人のオーナーは店側の対応に落ち度はなかったのか、ランチタイム営業が終わった後で今一度スタッフと情報共有していました。そして、同じ老夫婦と思われる方が周辺の飲食店でも同じような投稿を頻繁にしているのだと教えてくれました。編集人は老夫婦、飲食店どちらが正しいのか判断することはしませんが、実際に飲食サイトを巡って色々報道されている内容も少し斜めの目線からも見ておく必要もあるように感じます。