気候変動とワイン産地
2026年01月04日
昨今の気候変動でワインの原料となる葡萄の栽培地域が、これまで想定していなかったような地域で拡大しています。これまでワインの有名な産地と言えばヨーロッパ各地(フランス・スペイン・イタリアなど)・アメリカ西部(ナパバレーなど)・オーストラリア・南アメリカなどでしたが、最近はイギリス北部・北欧・日本(北海道)・アフリカ(エチオピア・ケニアなど)・アルゼンチン高地・ニュージーランドなど比較的気候が低かった地域で栽培されるようになっています。もちろんワインは嗜好品ですから、好みによって価格を含めた自分に向いたワインを選択しています。
編集人は今から20年前くらい前に比較的中高級ワインが手頃な価格で手に入れられた時期があり、自分の所得の許す範囲で様々なワインを試すことが出来ました。特に葡萄の品種・水・土壌・日光などがワイン製造に不可欠であり、嗜好を左右する大きな要素となっています。また自宅内にある小さなワインセラー(30本程度保管可能)に保管しているワインの中には、今ではほとんど入手不可能なワインや現在では購入時の数倍の価格が付くワインもあります。一時期投機的購入が増えていましたが、最近は比較的安価でも美味しいワインが増えていることは嬉しい限りです。
アメリカ統計局の資料では、2020年と2024年の消費量は10%の減少・価格は15%の上昇となっています。一方で新たな産地で質の良いワインが作られていることや、中間消費者層向け価格帯(1,000~2,000円程度)のワイン市場開拓が行われていることでハウスワインとして楽しむ家庭が増えているようです。その他にもこれはあくまでも編集人の感想ですが、飲食店等でも比較的安価なグラスワインと相応の価格帯のワイン(仕入れ値で5,000円以上)の両方を仕入れるケースが増えているように感じます。当然客層によって異なりますが、自分なりの楽しみ方を探すのも良いでしょう。



