オフィス鴻

紹興酒の販売低下

2026年02月18日

中国では中華料理と相性の良い紹興酒が良く飲まれています。日本での分類は原材料等の関係から雑種扱いとされていますが、砂糖やレモンを入れたりする飲み方もあります。編集人は基本的に常温で何も加えずに飲むのが最も美味しいと感じますが、一方で価格はピンからキリと言ったところでよく飲むのは陳年8年・15年酒が好きです。しかし禁煙の中国景気の後退(宴会減少等)で紹興酒の中国国内需要が大幅に減少しているそうです。そのため日本市場等へ向けた販売戦略を打ち出す紹興酒メーカーもあるようですが、アルコール飲料の種類が増えたことも原因の1つでしょう。

また中国の統計なのであくまで参考値として見てみますと2023年度の売上高は約85億元(1,700億円)程度で、実はこの傾向は既に10年以上前から顕著になっていると考えています。その理由は編集人と家族が年数回食事に行く中華街の老舗北京料理店で嗜んでいた高級紹興酒(当時1本1万円程度でした)が仕入れられなくなったと同店のマネージャーから伝えられ、その他の紹興酒も値段が上がっているだけで美味しさに欠けるものが増えてきたという印象でした。つまり紹興酒に対する嗜好そのものの変化に、中国メーカーが追い付いていけなかったのだと考えています。

編集人が本当に紹興酒が美味しいと感じたのは、海外渡航時(マレーシアのクアラルンプールにあるホテル)にバンブー・ビス(キヌガサダケ)と一緒に飲んだ時が最初でした。店員さんに紹興酒をお願いしたところワゴンに乗せた10本以上の紹興酒が運ばれ、英語の説明(品質や特徴は十分には理解できていなかったと思います)を受けてその中から1本を注文しました。当初は数千円程度だと思っていたのですが、その味に魅了され会計時に金額を確認したら2万円を超えていたことを思い出します。金額を聞いていなかった編集人でしたが、価格に十分釣り合うレベルだったと感じています。